【トレレウ&ガイマン観光】世界最大の恐竜とアフタヌーンティー

世界最大の恐竜の化石が発掘されたトレレウと、ウェールズ人入植者によって造られたガイマン。

どちらも、バルデス半島・プンタトンボ観光の合間に必ず訪れてほしい、魅力あふれる街です。

本記事では、実際に2021年10月に訪れた筆者が、それぞれの街の見所をお届けします!

トレレウの見所

トレレウは、バルデス半島とプンタトンボ観光の拠点として知られていますが、実は恐竜の街でもあります。

際立った見所は恐竜の博物館とレプリカの2つですが、どちらも必見ですので、順にご紹介いたします。

古生物博物館(MEF)(地図①)

アルゼンチンで発掘された恐竜の化石や、恐竜に関する映像資料が充実しており、恐竜好きには必ず訪れていただきたい博物館です。

特にトレレウ近郊で発掘された世界最大の恐竜・Patagotitan Mayorum(パタゴティタンマショルム)の発掘に関する映像は、必見です。

上映時間も鑑みて、滞在時間は2時間ほど見ておくのが良さそうです。

パタゴティタンマショルムのレプリカ(地図②)

次に訪れていただきたいのが、街から7キロほど離れた場所にある、恐竜のレプリカです。

現時点で世界最大の恐竜として知られるパタゴティタンマショルムのレプリカは、とてつもなく迫力があります。

こちらのレプリカはドイツ製とのことで、クオリティも素晴らしいです。

プンタトンボツアーが3時で解散となり、暇を持て余した筆者は街から往復14キロの道をテクテク歩いて行きましたが、レンタカーかタクシーで行くことをお勧めします。笑

(多分タクシー往復をチャーターしてもブルーレートで500円いかないと思います。)

ただし、夕暮れ時のパタゴニアの大地をヘトヘトになりながら歩いた先に突如現れるパタゴティタンマショルムは、それはそれは感動的でしたので、歩くのもまた一興です。(道連れ)

筆者
筆者

このレプリカは空港のすぐ近くにあるので、レンタカーを借りる予定のない方は、最初に空港について市内に向かうタクシーでレプリカに寄ってもらうのが、無駄がなくて良さそうです。

街自体が素朴で散歩が楽しい

人懐っこい野良犬がたくさん

これ以外に特に何かがあるわけではありませんが、街が素朴で、歩いているだけでも楽しいです。

公園もたくさんあり、夕方の涼しい時間になると現地の方が公園に集まり、とても活気があります。

トレレウのおすすめレストラン

Heladeria Bomke(地図③)

ハマってしまって毎日通いました。

チュブ州内にいくつか店舗を持つアイス屋さんです。

アイスも美味しいのですが、それのみならずモーニングやフローズンスムージーが絶品です。

青林檎スムージー

Raices(地図④)

エビフライ

お手頃価格ですが雰囲気が良く、とても美味しいレストランです。

エビフライとマタンブレをいただきましたが、どちらも絶品でした!

マタンブレ

Jyglo Cervecería(地図⑤)

こちらのお店で、ハンバーガーをいただきました。

基本的にアルゼンチンではどこで食べてもハンバーガーがめちゃくちゃ美味しいのですが、ここも間違いなく美味しいです◎

内装もこだわりがあり、雰囲気も素敵です。

ビールの種類も豊富でした。

Suger(地図⑥)

白身魚とエビフライ

見た目がカフェのようなのですが、本格的なディナーがいただけます。(値段も本格的)

朝から晩まで開いているので、モーニング、ランチ、ディナーと広く利用いただけます。

海鮮のメニューも豊富です。

イカリング

トレレウからガイマンへの移動はバス

トレレウからガイマンへはバスで移動可能です。

トレレウ発のツアーも開催されていますが、路線バスで簡単に移動できるため、バスを使って個人で行くことをお勧めします。

バスターミナルは地図の⑦番にあり、町外れですが歩いて行くことができます。

バスターミナルには複数のバス会社の窓口がありますが、ガイマン行きは28 de julio社です。

トレレウからガイマンへの往復チケットを購入しましょう。

なお、チケットは紙ではなく、上の写真のカードに所要金額がチャージされる仕組みです。(チケット代金と一緒にカード代金も請求されます。)

バスに乗り込んだら、運転手に行先(=ガイマン)を伝え、読み取り機にカードをかざします。

普通の路面バスですので、座席指定はありません。好きな時間のバスに乗りましょう。

おおよそ30分に1本(各時間00分と30分)の間隔でバスがありました。

ガイマンの見所

トレレウからガイマンまでは、バスで約20分ほどです。街についたら、地図①番のPlaza Julio Argentino Rocaにてバスを降ります。

まず初めに、地図②番の観光案内所に行くのがおすすめです。担当者が、大変わかりやすくおすすめの見所を教えてくれます。

観光案内所

その中で筆者らが選んだのは、③トンネル跡、④展望台、⑤First House Gaimanでした。

かつてパタゴニア鉄道の一区間として利用されていたトンネルと線路。500mほど入ることができ、中は往時の写真などの資料が展示されています。
展望台からガイマンの街を一望。謎のモニュメントがあります。
ガイマンで最初に建てられた家が今も保存されており、当時の生活を知ることができます。

他にも博物館や資料館がちらほらありました。

市内は小さく、どこも歩いて行くことができるので、散歩のついでに気になる施設にふらりと立ち寄ってみてください。

ガイマンのメインイベントはアフタヌーンティー

ガイマンはウェールズ人入植者によって造られた街というだけあって、ウェールズの文化を色濃く反映しています。

その一つとして、今観光客に大人気なのがアフタヌーンティーです。

日本人がイメージするホテルのラウンジのアフタヌーンティとは全く異なりますが、美味しいケーキと軽食がいただけます。

これで1人前です。

見た目がいかにもアルゼンチンのケーキなのですが、予想に反して甘すぎず、日本人の舌にも合う美味しいケーキでした!

騙されたと思って一度お試しください^^

特に、パンと一緒に提供されるジャムが絶品で、筆者は購入して帰りました!通販で取り寄せたいくらいハマっています!

人気のティーハウスは3つ

観光案内所の方によると、人気のティーハウスは3つ(地図⑥〜⑧)あり、どこを選んでも値段も味も大きな違いはないとのこと。笑

筆者は何となくで地図⑦のTy Gwynを選択しました。

料金はブルーレート適用で1人前が約1000円。

夕食前の時間だったため、1人前を2人でシェアしましたがちょうど良い分量でした。

ガイマンからトレレウへの帰路

ガイマン観光が終わったら、降車時と同じ場所でバスを待ちます。

※降りた場所と全く同じ場所です!反対車線に渡ったりする必要はないです。

おわりに

以上でトレレウ、ガイマン観光は終了です。

日本人にとって有名な場所ではないので情報が少ないですが、行ってみるとどちらも本当に素朴で楽しく、美しい街でした。

バルデス半島やプンタトンボ観光のついで、ぜひ訪れてみてください!

▼バルデス半島観光についてはこちら

▼プンタトンボ観光についてはこちら

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